ベタの塩浴をする
ベタの塩浴をする。
もし、
泳ぎ方が少しおかしい、いつもより元気がない、体型が崩れているなど
ベタの様子がおかしいな?と思ったらまずは「塩浴」をしてあげましょう。
塩浴には体力を回復させる効果があります。
塩浴のタイミングですが餌やりを済ませ、水替えをした後から始めるのがいいでしょう。
そして、ベタの飼育水の塩の濃度を0.5パーセントにしましょう。
水1リットルに対して塩5グラム(小さじ1杯)。
※0.8パーセント以上にすると、とても危険です。
塩は一気に入れるのではなく、数回に分けて入れてください。
※粗塩を使った塩浴だと、塩分だけではなくミネラル(Na、Ca、Mg、K)も吸収できますので、ぜひ、お勧めです。
水草は別の容器に移動させましょう。(塩水で枯れてしまいます)
塩浴中は最低でも1、2日のペースで水換えを行いましょう。
糞などの汚れをスポイトで吸い取り水槽を清潔に保ちましょう。
※塩浴時はバクテリアがいない状態なので、水質が悪化しやすい。 ※注ぎ足す塩水を最初から濃度0.5パーセントにしておくと便利です。
まずは1週間、同じ濃度で塩浴しましょう。
※それでも調子が戻らなければ、間隔を開けて試すか、熱帯魚屋で薬浴の薬を購入するほうがいいでしょう。
基本的に塩浴中は絶食させる方が良いデス。
※ベタの内臓に負荷がかかるので餌はあげない方が良いからです。ベタは5日間は食べなくても平気です。私は5日目にエサを1粒与えます。
塩浴をすると水と血液の塩分濃度が近くなると、ベタにとって楽な環境になります。
体表から塩分やミネラルを吸収します。腎臓に対する負担が減ります。
塩浴はベタを回復するのには良いのですが、常時塩浴にはしないでください。
常時塩浴にすると粘膜が薄くなります。粘膜が薄くなると細菌がベタに付着しやすくなり病気になります。
あと、抵抗力も弱くなります。水温の変化や水質の悪化に耐えられなくなる可能性があります。
一つの水槽でベタを単独飼いしているのなら塩浴は1日でも十分です。
昨日まではぐったりしていたのに、翌日には元気に餌くれダンスをしたりします。
元気なベタの姿が見れたら嬉しいですね♪